GARMIN Edge 305 (GPS編)
2006.04.10 Mon 16:38 | 自転車 > 道具と機材

3月の四国旅行の際に借りて使って以来気になっていたGPSサイクルコンピュータ Edge 305をついに入手(借りていたのはHRM・ケイデンス測定機能のない205)。希望すれば205を格安で売ってもらうことも可能だったが、色々悩んだ末、あると嬉しい機能が多い305を思い切って買ってみた。205を借りていた時期も合わせると使い始めてから約1ヶ月、色々感じたことをまとめていきたいと思う。
そもそものきっかけとしては周りの影響が大きかった。サークルの数名がGPSを所有していて、ツーリングのたびに経路を入力していったり、ログを取ってアップしてくれたりするのを見るたび、面白そうだなと思っていた。しかし彼らの中で使用率が高いGeko201やForeTrex201/101はコンパクトかつ安価で便利そうではあるものの、谷間の道や、木が茂っている下を走る際には精度が悪くログが飛びがちで、峠が行き先のメインになる僕は購入に二の足を踏んでしまっていた。
そんなとき、四国へツーリングに出かけるにあたり、Edge 205を借りる機会が訪れた。EdgeシリーズはSiRF社のstarIIIチップを搭載しており、高精度が売り物。気に入ったら格安で譲ってくれるという話があったこともあり、喜んでベンチマークの旅に出かけたのだった。
さて肝心のGPSの精度はどうだったか。これは図をお見せしたほうが早いだろう。四国で走ったのは開けた場所が多いうえに比較対象がなく分かりにくいので、他の人が走ったログが入手可能だった和田峠で。

左がEdge305、右がForeTrex201のログ(クリックで拡大画像)。ForeTrexで明らかに飛んでいる部分も、Edgeではしっかり取れている。また、ForeTrexではWeak Signalで2D測位になってしまうのに対し、Edgeではきちんと3D測位ができているので標高のデータもしっかり取れている。Edgeでも外れているように見える場所はいくらか見受けられるが、いちおう「精度がいい」と主張するだけのことはあると言えるだろう。
ちなみに標高については、205がGPS機能による高度取得しか行えないのに対し、305では気圧高度計を搭載し、より正確な高度表示が可能だという。これについても検証してみよう。

まずは205から(クリックで拡大)、これは高知から宇和島まで走った日の標高グラフ。緑色の部分は地図から取得した標高、赤色の線がGPSログの標高である。比較的上空の開けた場所が多かったこともあるが、トンネルを通過した際に大きく飛んでいる部分を除けば、概ね正確に取れている。

続いて、305のもの。左は自宅から和田峠手前、陣馬高原下バス停までのもの。こちらもほぼ正確に出ているが、205と差があるかというとよく分からない。一方で気になるのが右のグラフ。これは自宅から研究室まで走った時のログだが、明らかにずれており、正しい標高を平行移動したようなグラフが出ている。
どうやら、GPSが3D測位できないときの補助として気圧高度計を使うのではなく、気圧高度計の値がそのまま高度として出てきているらしい。GPSで取得した高度の値を使って校正は行われているそうだが、校正の効き方がゆっくりなため、短時間だと校正が追いついていないようだ。したがって高度差はかなり信頼できる一方で、絶対的な高度の信頼性は205に比べて逆にイマイチになる場合がある。まだ新しい製品で、繰り返しファームウェアのバージョンアップが行われている状況なので、この点については今後の改善を期待したい。
そんなとき、四国へツーリングに出かけるにあたり、Edge 205を借りる機会が訪れた。EdgeシリーズはSiRF社のstarIIIチップを搭載しており、高精度が売り物。気に入ったら格安で譲ってくれるという話があったこともあり、喜んでベンチマークの旅に出かけたのだった。
さて肝心のGPSの精度はどうだったか。これは図をお見せしたほうが早いだろう。四国で走ったのは開けた場所が多いうえに比較対象がなく分かりにくいので、他の人が走ったログが入手可能だった和田峠で。

左がEdge305、右がForeTrex201のログ(クリックで拡大画像)。ForeTrexで明らかに飛んでいる部分も、Edgeではしっかり取れている。また、ForeTrexではWeak Signalで2D測位になってしまうのに対し、Edgeではきちんと3D測位ができているので標高のデータもしっかり取れている。Edgeでも外れているように見える場所はいくらか見受けられるが、いちおう「精度がいい」と主張するだけのことはあると言えるだろう。
ちなみに標高については、205がGPS機能による高度取得しか行えないのに対し、305では気圧高度計を搭載し、より正確な高度表示が可能だという。これについても検証してみよう。

まずは205から(クリックで拡大)、これは高知から宇和島まで走った日の標高グラフ。緑色の部分は地図から取得した標高、赤色の線がGPSログの標高である。比較的上空の開けた場所が多かったこともあるが、トンネルを通過した際に大きく飛んでいる部分を除けば、概ね正確に取れている。

続いて、305のもの。左は自宅から和田峠手前、陣馬高原下バス停までのもの。こちらもほぼ正確に出ているが、205と差があるかというとよく分からない。一方で気になるのが右のグラフ。これは自宅から研究室まで走った時のログだが、明らかにずれており、正しい標高を平行移動したようなグラフが出ている。
どうやら、GPSが3D測位できないときの補助として気圧高度計を使うのではなく、気圧高度計の値がそのまま高度として出てきているらしい。GPSで取得した高度の値を使って校正は行われているそうだが、校正の効き方がゆっくりなため、短時間だと校正が追いついていないようだ。したがって高度差はかなり信頼できる一方で、絶対的な高度の信頼性は205に比べて逆にイマイチになる場合がある。まだ新しい製品で、繰り返しファームウェアのバージョンアップが行われている状況なので、この点については今後の改善を期待したい。
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